債務整理と過払い金の返還請求は違う？

最近、テレビＣＭなどで債務整理や過払い金返還請求という言葉を良く耳にするようになりました。弁護士や司法書士の中でも大きな事務所が広告をしていることでも話題になりました。

しかし、債務整理と過払い金返還請求について正確に知っている人はそれほど多くありません。そこで、このページでは債務整理と過払い金返還請求について詳しく解説して行きます。

また、任意整理や過払い金返還請求の実績が豊富な弁護士や司法書士も最後に紹介しています。

なお、自分の借金が債務整理でどれくらい減るか知りたい場合は、借金減額シミュレーターが便利です。

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債務整理とは？

債務整理とは、「借金を整理して完済を目指す」ということなのですが、実際には、弁護士や司法書士の力を借りて借金の総額を減額したり、返済の期間を延ばしたりすることを言います。

「借金が減る」と聞いて驚いた方もいるかもしれませんが、借金を抱えた個人では相手にしてもらえなくても、国家資格を持っている弁護士や司法書士が交渉を行ってくれるので、条件にもよりますが一定金額が圧縮されることが多いようです。

この債務整理には４つの方法があり、その人の状況に応じて対応が変わります。

任意整理
特定調停
民事再生（個人再生）
自己破産

どの方法がベストなのかについては、知識があれば自分で判断することも可能ですが、専門家に相談することをおすすめします。

過払い金返還請求とは？

単に、「過払い」という場合もありますし、「過払い金返還請求」という場合もありますが、どちらも余分に支払ってしまった利息を取り返すという意味です。

「余分に支払うことなんてあるの？」と疑問に思わるかもしれませんが、消費者金融やサラ金はもちろんのこと大手のクレジットカード会社であっても法律で定められた利息を大きく超えて利息を取っていたという実態があります。

細かい仕組みを説明するのは難しくなってしまうので割愛しますが、簡単に言うとそもそも利息を制限する法律が2種類あり、しかも、上限利息がそれぞれ違うのです。

そのため、貸金業者が取っている利息には違法なのか合法なのか判断が難しいグレーゾーンの部分があり、そのグレーゾーンの金利を「過払い金（余分に払っているお金）」と呼ぶのです。

この過払い金はもともと払う必要のないお金ですから請求すれば返還されると言うことになります。

過払い金が発生している貸金業者一覧

過払い金が発生していた業者は、大手業者も中小業者ありますし、すでに廃業してしまっているところもあります。廃業してしまっているところは、戻ってくるお金が少なくなりますのでご注意ください。

アイフル、アコム、アプラス、アペンタクル（旧ワイド）、イオンクレジット、SFコーポレーション（旧三和ファイナンス）、エポスカード（丸井カード）、オリエントコーポレーション（オリコ）、クラヴィス（旧タンポート、クオークローン）、クレディセゾン、CFJ（旧ディック、アイク、ユニマットライフ）、JCB、シンキ（ノーローン）、新生カード（旧GEコンシューマーファイナンス）、新生フィナンシャル（レイク、旧GEコンシューマーファイナンス）、Jトラストフィナンシャルサービス（旧ステーションファイナンス）、セディナ（旧OMCカード、セントラルファイナンス、クオーク）、全日信販、武富士、日本ファンド、ネオラインキャピタル（旧かざかファイナンス）、ネットカード、富士クレジット、プリーバ、フロックス（旧クレディア）、プロミス（旧三洋信販、ポケットバンク）、ポケットカード、三井住友カード、三菱UFJニコス（旧UFJニコス、DCカード）、ライフ、楽天KC、ロプロ