こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、会社の民事再生を行った男性の体験談をご紹介します。
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目次
民事再生に関わることになったきっかけは・・・
私の体験談ですが少し変わった民事再生になります。
年齢は45歳・男性で現在は会社員、住まいは名古屋になります。
民事再生は最終的に金融会社による借金ではなく詐欺による事前民生となります。
この経緯の理由は私の知識が無知だったのと、幸いにも実印を押すのをためらったのが幸いでした。
ことの初めは会社を自分で設立したいとの夢から、ある意味接触してきたところから始まります。
当時、普通の会社員で勤めていた時、当時担当先客先の破産前情報が入り、社長の方からM&Aが出来ないか調査して欲しいとの話から会社へ訪問しました。
既に社長が交代され、社員総出で会社立て直しを行っている最中に初めて今回の問題の社長と面談、急速に接触回数が増えて行きました。
社長と親しくなった結果・・・
最終的にはM&Aには至らず会社も縮小され従業員も減っていることも分かってはいましたが、それでも会う回数は減らず、逆にうちの会社に役員としての待遇で来ないかと言われ行くことを決意、入社することとなりました。
しかし、数日後、急遽社員の殆どが辞めるとの連絡が入りことの経緯を聞いたところ、給料がここ数か月貰っていないことが判明、社長に問いただしたところ、初めて会社の財務情報を知ることとなりました。
銀行の債務支払い優先で社員の給料後回し、逆に辞めてもらうの好都合とまで言う始末。
会社は破産寸前なので子会社を作るからその社長になって欲しいと言われました。
親会社はペーパー会社化し資産を子会社へ持っていき、債務は親会社が持つから大丈夫と言われ承諾しました。
しかし、それからの手続きが大変でした。
先ずは子会社の設立にあたる証書の作成を依頼、そこまでは実印を押して会社は設立しました。
ところが資金に対して話が急に変わりました。要は政策金融公庫に未だ親会社の債務が有るため、それも支払いの義務ありと言われ、誘われた社長からは社長の持っている債務関連も譲渡の話が出たため、話がかなりこじれはじめました。
挙句の果てには子会社で利益を出したお金を毎日夜に許可なく飲みに行っていることが判明したため、債務譲渡の実印を押すのを辞めにしました。
弁護士に依頼して民事再生へ
それからと言うもの毎日請求するため、当時知り合いの弁護士に頼んで民事再生の手続きに入ることになりました。
株式会社でしたので株主には全部弁護士にことの経緯を説明して頂き、約1年掛かりましたが裁判所には再建説明には誰も来なく、無事5分位で終了することが出来ました。
尚、弁護士費用ですが相談料含め約70万程度でした。
債務が無かったのが幸いで最小金額で済むことが出来ました。
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今回の体験談は以上になります。
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