この記事では債務整理をした後にマンションやアパート、借家などが借りられるのかについて詳しく解説しています。
債務整理を考えたとき、今後どのような影響があるのか大変気になりますね。
そして、次のような疑問があると思います。
- 今住んでいるマンションやアパートの契約更新ができるのか？
- 新しくマンションやアパートを借りることができるのか？
果たして賃貸契約に影響があるのでしょうか？
この記事で詳しく解説していきますので参考にしてもらえればと思います。
なお、自分の借金が債務整理でどれくらい減るか知りたい場合は、借金減額シミュレーターが便利です。
目次
ブラックリストとは？
ブラックリストに載っているからクレジットカードの審査が通らない。。。という話をよく聞きます。
家の賃貸契約についても同じように心配になるのも無理はありません。
ところでブラックリストとは一体どんなものでしょう？
クレジットカードの支払いが滞った時、債務整理や破産が起きた時に、その情報が個人の信用情報に事故情報として記録されます。
この記録された状態を「ブラックリストに載る」と表現されています。
このブラックリストに載った状態は、その状況に応じた一定期間続き、その間、借り入れが制限され、新規クレジットカードの審査にも通らなくなります。
信用情報は誰でも見られるのか？
それではなぜブラックリストに載るとクレジットカードの審査が通らないのでしょうか？
それはクレジットカード会社が、ブラックリスト（信用情報）を見ることで、あなたの過去の情報を知ることができるからです。
個人の信用情報は、本人と代理人、そして個人信用情報機関に加盟している金融機関だけが閲覧することができます。
これは、銀行や貸金業者、クレジットカード会社など、個人情報をしっかり管理している企業だけが加盟できるとされており、使用目的は個人の信用度や返済能力の有無を調べる場合のみと限られています。
不動産会社はどうか？
さて、マンションやアパートなどの賃貸契約の際、不動産会社も個人情報を確認したいはずですが、不動産会社は個人信用情報を見ることができるのでしょうか？
答えはNOです。
幸いなことに不動産会社は個人の信用情報を閲覧することができません。
ですので、債務整理後もマンションやアパートの賃貸契約や更新には、支障がないと言ってよいでしょう。
家賃がクレジットカード支払いの物件
最近は、月々の家賃をクレジットカード払いとする物件も増えてきました。
この場合は、クレジットカード会社が審査を行うため、賃貸契約は難しいということになります。
不動産会社側にとっては、家賃をクレジットカード払いにすることで滞納を防ぐというメリットがありますが、同時に、支払い能力の審査を間接的に行っているといってもよいでしょう。
保証人でなく保証会社と契約するとき
賃貸契約を交わすときには、親族などを連帯保証人に立てるのが一般的でしたが、最近は保証会社を使って契約する不動産会社も多くなっています。
様々な保証会社がありますが、信販系保証会社と呼ばれる保障会社は信用情報を閲覧することができますので、この場合は賃貸契約は難しいでしょう。
まとめ
債務整理をしても、マンションやアパートの賃貸契約は可能です。
ただし、クレジットカード払いの物件、信販系保証会社を利用する物件は難しいので、条件に合う物件を根気よく探しましょう。
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