こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、父の会社の破産宣告に関わった方の体験談をご紹介します。
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目次
父の会社の経営が行き詰まり・・・
私の父の話です。父は銀座にて会社を経営し自分でビジネスをしていました。
主な事業は広告だった為どちらかというと景気に左右され易い職種を営んでいました。
借金が増えてしまった理由は、会社の運転資金で銀行からの借り入れは当たり前ですが、あまり借りて欲しくは無かった金融関連から借り入れを行なった為に気が付けば雪だるまのようになってしまったのが原因です。
個人事業に毛が生えたような会社ですから自宅は勿論担保だし、親戚関係にも相当支援してもらっていました。
しかしながらやばい金融に手を出した為に、にっちもさっちも行かなくなり整理せざるを得なくなりました。
その時の借金は約一億円程となっており、そこから支払いを分割でやって行くのも既にいい年だったので難しいと判断して破産宣告の道を選んでもらいました。
その時は私達もそのような経験がある訳では無かったので日頃お世話になっていた税理士の先生に相談しました。
そして金額も大きく相手もある事なのでという事で知り合いの弁護士を紹介して頂きました。
弁護士に依頼しての破産宣告で状況が一変
そして相談を始め、破産宣告をするということに決めると今までの状況が嘘のように変わりました。
それまでは請求書に追いかけられ、丁寧な言葉ではありますが支払い催促の電話、そして困っている事が筒抜けなように次から次へとかかってくる融資勧誘の電話、毎日が仕事をすると言うより、余計な電話の応対で1日が終わる感じでした。
知人にはそういう所から借りたら自宅にも取り立てが来てやばいぞと言われ、家にいてもビクビクした毎日を続けていまいした。
しかしその日を境に電話などはピタっと止まり一切コンタクトが無くなりました。
全ての問い合わせ先が弁護士の先生の所へ移ったからでした。
後で聞いたら結構な脅しの電話もあったようですが、流石百戦錬磨の先生の為、そのような事は日常のように処理していったそうです。
破産宣告を行うと法律上債務者にはコンタクトをしてはいけないという事を後で知りました。貸金ビジネスをしている業者はこの法律を破って取り立てをしても、その後ビジネスを出来なくなる方が損する為、殆どその後アクションを起こす事はないそうです。
中にはそんな事は関係ないと言う輩もいますが、それは相当まずいタイプの人間で借りる時にそのような人からだけは借りないようにしておくべきです。
破産宣告をしてみて・・・
弁護士費用も50万円程はかかったと思いますが、これも知人のアドバイスで借り入れをして支払いました。
親戚関係には非常に申し訳ない事をしたとは思っていますが、金融機関などは全く気にもして無くドライな感じでした。
借金で人生を無くす人もいますが、生きていれば復活のチャンスはいくらでもあるので破産宣告という道も大事な選択肢だと思います。
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今回の体験談は以上になります。
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